進む力があっても、
指針がなければそれは
後退に繋がるかもしれない。
そして私たちの進むべき方角はいつだって、
顧客の目的が達成できるほう。

顧客に商品を提供することが
私たちの仕事ではない。
私たちの仕事とは、商品の提供を通じて
顧客が自身の望みを叶えられるよう
後押しすることだ。

このまま進めば
着地できるような場所を
目指すなんて、
つまらない。
私たちが見据えているのは、
もっと遠く、
もっと高い場所だと思うから。

必要なのは、「当たり前」を更新し続けること。
目標が現実的になったなら、
節操なく次の理想を見据える。
その姿勢こそが、
私たちが前に進み続ける原動力だ。

立ち止まってしまうのは、
一歩先が見えていないから。
だけどこの目まぐるしく変わり続ける
VUCAの時代に、
立ち止まっている暇なんてない。

変わり続ける潮目を読んで
波に乗り続けるためには、
絶えず「次の一歩は」と考えることが不可欠。
「次の一歩」を踏み出し続けた者だけに、
遠い理想郷はその門を開く。

私たちが目指すのは、
ひとりの努力でたどり着けるような
場所ではない。
人がひとりで成し遂げられることなんて、
たかが知れているからだ。
だけど同じ目的地を目指す人が集まれば、
欠点は補われて、魅力は倍増する。

私たちは互いに互いを加速させる仕事で、
まだ誰も見たことのない景色を目指す。